ブックタイトルKentaiNEWSvol210

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概要

KentaiNEWSvol210

マンス普段違う理由がとvol.110~勝利への挑戦~――自転車競技のロードレースについて教えてください。舗装された道路を規定で定められた競技用自転車で走り、着順や所要時間を争うスポーツです。走る距離は短いものでは数km程度、長いレースでは1日に300km弱にも及びます。個人競技に思われがちですが、チームが定めた目標達成のためにチームメイトと協力しながら走ります。そのため、レースは各チームの思惑が入り乱れる頭脳戦でもあります。自転車ロードレースのプロは自分の順位よりも、チームメイトのために走ることを優先しています。――所属しているチームについて教えてください。私は、Team Vorarlberg(チームフォーアルベルク)というオーストリアのチームに所属しています。7ヵ国から16人の選手が所属しており、オーストリアではNo.1のチームです。チーム体制がしっかりと整っており、選手数と同じくらいのスタッフがいます。また、国際自転車連盟からUCIコンチネンタルチームというライセンスを与えられています。これは2部リーグに所属しているようなもので、チームとして1部リーグ再昇格を狙っています。――ロードレースをはじめたきっかけは?地元(長崎県)にあるサイクリングショップの店長が父の友人だったことがきっかけです。――ヨーロッパで競技をすることになった経緯を教えてください。自転車競技(ロードレース)のプロを目指したときから、ヨーロッパで競技することに憧れをもっていました。日本では自転車ロードレースは、まだマイナーですが、ヨーロッパでは多くの観客が集まり、ニュースでも毎日とりあげられるほどメジャーなスポーツです。日本でも最近では自転車競技への関心が高まってきていますので、自転車ロードレースのブームが大きくなるように少しでも貢献していきたいです。――どのような練習を行っていますか?そのなかで心がけていることは?自転車にはほぼ毎日、長いときには6時間以上乗ることもあります。コーチから与えられたメニューを自分で調節しながら行うといったスタイルです。サイクリング以外では、コアトレーニングなどの自重系トレーニングを中心に行っており、冬はジムでウエイトトレーニングもしています。心がけていることは、極力ストレスを溜めないように、うまく休息を取り入れ、メリハリをつけたトレーニングを行うことです。また、カラダのケアにはかなり気を使っています。おかげで故障をしたことが一度もありません。1994年8月4日生/長崎県出身所属チーム2013 VC LaSaussayeElbeuf2014 Experiment23 UCI continental team2015 Team Vorarlberg UCI continental team※写真は昨年まで所属していたExperiment 23のもの山村明徳(やまむらあきのり)12