ブックタイトルKentaiNEWSvol207

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概要

KentaiNEWSvol207

達成感は自分のられると思いました。――ウエイトリフティングを行ううえで必要なことは何だと思いますか?一番大事なのは道具を大事に扱うことです。モノを雑に扱う人は試技も雑で失敗する人が多いです。逆に丁寧に扱っている人は試技も安定しています。それと、妥協しない精神力、先輩や監督、コーチなどの指導者からの追い込みです。やっぱりどんなに強い精神力を持っていても一人ではどこかで妥協してしまいます。そんな時に指導してくれる人がいることによって、自分一人では出せないパワーが生まれてきます。――ウエイトリフティングの魅力とは?自分が今まで持ち上げたことのない重量を持ち上げることに成功した時、自分の限界を突破したという達成感を感じることができます。見ている方も感動が伝わってくるのが魅力です。日本ではあまりなじみのない競技だと思いますが、生での試合観戦では鳥肌がたつぐらい選手の力強さと迫力が伝わってきます。近くでウエイトリフティングの試合が開催される場合は無料ですのでぜひ会場に足を運んで観戦してみて下さい。やっても面白い、見ても面白い競技です。――普段のトレーニングメニュー、スケジュールについて基本的に完全な休養日は無く、週7日毎日練習をしています。トレーニング強度に強弱をつけ、超回復をはかるようにしています。メニューは基本的にスナッチ、クリーン&ジャーク、スクワットを行います。強度の強い日は午前中にMAXの80%ぐらいの負荷で練習を行い、午後はMAXの90?100%の重量を上げるようにしています。強度の弱い日は午後練習だけで軽い重量で高回数のセットを組んでいます。だいたい週に2?3日が強度の強い日になっています。最近は毎日トレーニング動画を撮って一部をFacebookページに公開しています。誰でも見られるようになっているので興味のある方はぜひご覧下さい!――トレーニングはどのようなメニューで取り組まれていますか?ウエイトリフティング自体がウエイトトレーニングなのですが、練習後にはウエイトリフティングとは別に筋トレを行います。現在は上半身の筋肉が弱点なので鍛えるようにしています。トレーニングのメニューは決まってなく、毎日違います。同じトレーニングで決まった負荷をかけるのではなく毎日違ったメニューで違う負荷をかけて、いろいろな角度からきかせるようにしています。自分で考えたトレーニングや他人がやっていて良いと思ったトレーニングを真似たりもしています。――怪我の予防や体調管理のためにストレッチ・マッサージなど、特別なコンディショニングをされていますか?常に痛いところはあります。毎日練習後にはアイシング、ストレッチは欠かしていません。時間がある日は接骨院などで治療も受けています。それでも関節などを痛めてしまった場合はそこにあまり負荷をかけないような練習をしています。ウエイトリフティングの場合、ほとんどの人がどこかを痛めています。でも痛いからといって全く練習をやらなかったらパフォーマンスが大幅に落ちてしまいます。かといってやり過ぎても大怪我になってしまい、練習ができなくなるのでその加減が非常に難しいです。私はどちらも経験してしまいましたが、トップの選手は怪我との付き合い方がとても上手です。――食事面で気をつけていることは?アマチュア選手の場合、競技を続けるにはお金がかかるので、いかに低コストで栄養を摂取するかを考えて食事をしています。それでも栄養バランスが偏る場合はサプリメントで補っています。サプリメントはKentaiの100%CFMWHEYPROTEINを飲んでいます。飲むタイミングは朝起きてすぐ、午前練習の後、午後練習の後、寝る前です。一回の摂取で40gを1日3?4回毎日飲んでいます。たんぱく質の含有率が他のプロテインと比べて非常に高くひとつの製品にBCAA、グルタミンなどの成分も含まれているので、これを飲み始めてから練習後の疲れをあまり感じなくなりました。今では手放せません。また試合一週間前からはクレアチンALKを飲んでパワーを強化しています。あとは食事などで栄養が偏ってしまった場合などにはマルチビタミン&ミネラルを飲んでいます。――最後に今後の目標についてお聞かせ下さい最近記録が低迷していたので早く復活して全日本選手権で優勝することと、日本新記録の樹立です。あとは2016年のリオデジャネイロオリンピックと2020年の東京オリンピックを目指しています。2020年では選手としてもいちばん脂が乗っている時期なのでメダル獲得を目指します。チャレンジャーインタビュー勝利への挑戦05