ブックタイトルKentaiNEWSvol207

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概要

KentaiNEWSvol207

バーを担ぐ位置クワットで腹筋も鍛えられます。スクワットもレスリングシューズのようなフラットな靴で行って問題ありませんが、ボトムでかかとが浮く場合、ウエイトリフティング用のシューズを使ったり、踵に板や小さなプレートを敷くのも一つの方法です。フォームは体型や柔軟性に大きく左右されますが、基本は前回も述べたように、多くの筋肉を使うため、一つの関節、筋肉に大きく負担をかけるのではなく、全身に重量を分散させるようなフォームが理想的です。響を受けます。十分な柔軟性がない場合、低い位置でバーベルを支えることは難しくなります。スクワットの手幅は担ぐ位置にも関係します。手首、肩の負担がない範囲で狭く握ぎる方が安定します。ただし、非常に柔軟であっても狭すぎると肘に負担がかかり、痛みを感じることがあります。グリップは親指をまわしてバーを握るサムアラウンドグリップの方が安定しますが、親指を回さないサムレスグリップの方が手首への負担は少ないです。どちらでもスクワットそれ自体への影響はほとんどありませんので、やりやすい方を選んで行ってください。呼吸もスクワットでは重要な要素です。一回ごと、しゃがみ始めるときに大きくお腹に息を吸うようにします。腹筋も使って、重量を支えられるようになると、スの負担が大きくなります。横から見た時に膝がつま先のラインと同じくらいまで膝を前に出し、パラレルかそれ以下までしゃがむと、上体の前傾は理想的になっていることが多いです。次に、上体の前傾、どの筋肉を使うか、どれだけ多くの筋肉を使うかは、バーベルを担ぐ位置にも左右されます。バーベルを上に担ぐと、上体が前傾しにくくなります。したがって、足首等の柔軟性が不足している場合は、十分しゃがむことができないか、踵が浮いてくると思います。一方、バーベルを下の方に担ぐと、上体が前傾しやすくなります。バーベルを支える背部の面積が大きくなるので、バーベルは安定しやすくなり、負荷が身体の中心に近くなるので、高重量を扱いやすくなります。ただし、バーベルの位置は手首や肩の柔軟性に影膝とつま先のライン撮影協力POWERHOUSEPOWERSPORT撮影者柳沢由紀子11