Kentai BLOG

老化物質"AGE"を増やさない運動と栄養: ダイエットの影響④

ケトン体がAGE生成を引き起こす
永井准教授の講演で興味深かった点のひとつが、「ケトン体によるAGE生成」です。
ケトン体は、脂肪酸の「β酸化」という代謝過程でつくられる中間代謝物で、アセトンやメチルグリ
オキサールなどがあります。
これらが、グルコースによる糖化を経ることなく、タンパク質のAGE化を引き起こすことがわかりま
した(Nagaiら、2010)。
糖尿病では、糖の代謝が低下するため、脂質代謝が亢進します。
脂質代謝では、体脂肪に蓄えられたトリグリセリドが脂肪酸とグリセロールに分解され、脂肪酸は
筋肉などでβ酸化されてアセチルCoAという物質になりクエン酸サイクル(TCAサイクル)に入ります。
クエン酸サイクルは「サイクル状」の反応系で、その「入り口」は、サイクルを1周してできるオキザ
ロ酢酸とアセチルCoAが結合してクエン酸をつくるという反応です。
したがって、サイクルの回転に比べて過剰の脂肪酸が供給されると、この「入り口」のところで
オキザロ酢酸の供給が不足し「渋滞」が起こります。
結果的にβ酸化の過程にも渋滞が波及し、多量のケトン体がつくられることになります。
実際、糖尿病では血中ケトン体濃度の上昇が見られ、グルコースとケトン体の両方よってAGE生
成がさらに進行してしまいます。(⑤へ続く)

石井直方 東京大学大学院教授 理学博士
Kentaiニュース198号(2012年1月発行)より転載

老化物質"AGE"を増やさない運動と栄養: ダイエットの影響③

AGEは病気や老化の原因になる
AGE化されたアミノ酸(CMLやCEL)をもつタンパク質を「AGE化タンパク質」と呼びます。
よく知られるAGE化タンパク質に、ヘモグロビンA1cやAGE化コラーゲンがあります。
生体内でタンパク質がAGE化すると、その機能が低下したり、過剰な炎症反応を引き起こしたり
します。
糖尿病では、長期的な血中グルコースの増加によって、ヘモグロビンA1cが増加するとともに、
さまざまな血漿タンパク質や血管壁のコラーゲンがAGE化し、動脈硬化に至ります。
また、加齢に伴うAGEの蓄積は、皮膚の「しわ」や「しみ」などの老化現象の原因となるほか、
アルツハイマー病などの発症にも関連します。(④へ続く)

石井直方 東京大学大学院教授 理学博士
Kentaiニュース198号(2012年1月発行)より転載

老化物質"AGE"を増やさない運動と栄養: ダイエットの影響②

AGEとは何か
AGEは"Advanced Glycation Endproduct"の略で、日本語では「終末糖化産物」といいます。
グルコースなどの糖をタンパク質と混ぜ、長時間放置したり加熱したりすると、タンパク質中のアミ
ノ酸に結合します(糖化)。
その後、「アマドリ転移」と呼ばれる反応、活性酸素による酸化、さらに脱水、縮合などの複雑な
反応が進行し、最終的にAGEがつくられます。
代表的なAGEに、カルボキシメチルリジン(CML)やカルボキシエチルリジン(CEL)などがあります。
この反応は、発見者の名から「メイラード反応」と呼ばれます。
食品の加熱調理で起こり、カステラなどが「こんがりきつね色」に焼けるのは、メイラード反応によって
生じるAGEが褐色を帯びているためです。(③へ続く)

石井直方 東京大学大学院教授 理学博士
Kentaiニュース198号(2012年1月発行)より転載

老化物質"AGE"を増やさない運動と栄養: ダイエットの影響①

昨年の11月24日に、「機能性食品セミナー」という会合で講演をする機会がありました。
この中で、日本女子大の永井竜児准教授による「終末糖化産物(AGE)」についての講演を聴くこと
ができましたが、その内容がとても興味深いものでした。
近年の研究から、"AGE"は老化(AGING)の有力な原因物質のひとつと考えられています。
そこで今回と次回の2回にわたり、AGEと運動や栄養との関連性について考えてみたいと思い
ます。(②へ続く)

石井直方 東京大学大学院教授 理学博士
Kentaiニュース198号(2012年1月発行)より転載

BCAAシトルリンプラス

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BCAA(L-バリン、L-ロイシン、L-イソロイシン)は、筋肉を構成するアミノ酸のうち35%を占め、
運動時には筋肉のエネルギー源として利用されるため、強度の高い運動を行うアスリートに
とっては特に重要なアミノ酸といわれています。
BCAAシトルリンプラスは、BCAAのゴールデン比率1:2:1のバランスを維持し、さらにトレー
ニングのクオリティーを高めるL-アルギニン、L-シトルリンを配合しました。
ハードトレーニング時のアミノ酸補給、筋肉のリカバリーサポートにご利用ください。

【おすすめ】 BCAA シトルリン プラス

EAA+HMB

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筋力トレーニングは、成長ホルモンの分泌刺激などにより筋タンパクの合成を促進しますが、
同時に分解も促進します。
筋肉を構成するアミノ酸をトレーニングにあわせて摂取し、筋肉の合成が分解を上回る状態を
つくることが、トレーニング後には重要です。
たんぱく質合成に使われるアミノ酸のうち、イソロイシン スレオニン トリプトファン、
バリン、ヒスチジン、フェニルアラニン メチオニン、リジン、ロイシン、は体内で合成できない
アミノ酸で、必須アミノ酸(EAA)と呼ばれます。
特に バリン・ロイシン・イソロイシン(BCAA)、グルタミン、アルギニン/オルニチンは、
アスリートのカラダづくりに重要なアミノ酸です。
KentaiのEAA+HMBは、必須アミノ酸9種類をベースに、回復系アミノ酸のオルニチンと注目の
新素材「HMB」を配合しました。
「HMB」はトレーニング後の筋肉の異化(分解)を抑え、回復を促することで、アスリートの
筋力アップとカラダづくりをサポートします。
 
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健康と長寿を約束する食事法「腎臓をいたわる食事法」③

  • カテゴリ:健康
  • 2012.05.23

この食事法が腎臓をまもる

 私自身、30年以上前から、痛風患者として毎日薬を飲んでいるほか、3年ほど前から「クレアチ
ニンが1.5mg前後で健康な人の半分以下に腎機能が落ちている」と指摘されています。
 「内臓トレーニング」というセミナーを過去に2回受講したところ、「タンパク質はゼロに近づくほど
良い。ご飯も低タンパク質米が市販されている」といった内容でした。
 タンパク質の大切さを広めていた私には納得しがたい方法に思えました。
タンパク質のない食事がまずいほか、低タンパク質にし過ぎると、かえって健康状態が悪くなり、
寿命を縮めるのでないでしょうか?
 そこで、私が無理なく実行している食事法は次の通りです。
お蔭さまでクレアチニンも尿酸値もずっと現状を維持できています。
 なお、腎機能が低下する主な理由は動脈硬化です。
ぜひ前号や前々号の連載記事もご覧になってください。

①動物性脂肪は減らすが、タンパク質はあまり減らさない。痛風に悪いとされるビール、イクラ、
ナッツ類、豆類などもそれほど減らさない。
②塩分はなるべく少なめにする。
③カリウムが多い野菜・果物・海藻類・きのこ類を多く食べる。
④食べ過ぎないように、野菜を先に食べ、ご飯やパンは最後に少量だけにする。
⑤甘い菓子類も最小限にする。
⑥外食やコンビニの食事は脂肪と塩分の両方が多いので、なるべく家庭で食べる。
⑦尿量が増えるように、水やお茶、コーヒー、紅茶などをなるべく多く飲む。一日に1.5リットルを
目標にとる。

野沢秀雄 Kentaiニュース198号(2012年1月発行)より転載

健康と長寿を約束する食事法「腎臓をいたわる食事法」②

  • カテゴリ:健康
  • 2012.05.22

血液中のクレアチニン量が決め手

 人工透析になる原因は糖尿病が一位ですが、徐々に腎臓のろ過能力が悪くなる慢性腎臓病も
見逃せません。
 「尿の出方が悪くなった」「尿の回数が増えている」「尿が出しきれず、残尿感がある」「排尿後に
痛みを感じる」といったことがあれば、もう腎臓はかなりダメッジを受けています。
 2011年9月14日のNHK「ためしてガッテン」の放送で、重要な腎臓の糸球体ろ過機能が、
血液中のクレアチニンの数字から簡単に判明することを示していました。
 一般には「男性1.0mg以下」「女性0.8m以下」が正常とされますが、60歳男性の場合、
もし1.5mgならば腎機能が約38%に低下しているなどと判定できる便利な図表も公開されて
いました。
 また、この番組では「痛風患者になると、腎臓のろ過機能が低下する。尿酸値が7mg以上の人
は腎臓病のリスクが4倍に増える」と警告していました。
 筋トレを実行する人は、実行するたびに筋肉細胞が破壊され、その結果として尿酸値が高くな
る宿命があります。(③へ続く)

野沢秀雄 Kentaiニュース198号(2012年1月発行)より転載

健康と長寿を約束する食事法「腎臓をいたわる食事法」①

  • カテゴリ:健康
  • 2012.05.21

人工透析はこんなに大変

 私の周辺に人工透析を受けている人が二人います。一人は高校の同級生で、なんと30年間も続
いており、「まだまだ元気なのは不思議」と本人は語っています。
 もう一人は同じマンションの住人です。
「週に3日、毎回4時間はつらい」「ここまでなる前に予防法を知りたかった」といつも嘆かれています。
 透析を受けている患者は日本全国で約30万人、その費用は毎月50万円、その大部分は健康保
険の負担になっています。
 透析を含めた腎臓病患者は1300万人、その予備軍は2000万人といわれます。
 困ったことに、腎臓病は自覚症状がなかなか現れません。この記事をきっかけに自分の腎臓の状
態を見直してはいかがでしょうか?(②へ続く)

野沢秀雄 Kentaiニュース198号(2012年1月発行)より転載

アミノ酸サプリメント

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筋力トレーニングを効果的に行うには、たんぱく質とアミノ酸の摂取がポイントになります。
さらに上のレベルを目指す方は、トレーニング前後のアミノ酸補給も意識しましょう。
筋肉にダイレクトにはたらくアミノ酸BCAAはトレーニング直前、トレーニング中に、筋肉の回復を助け
るグルタミンはトレーニング後に摂りましょう。
また、総合タイプのアミノ酸はトレーニング前やトレーニング後の他に起床後などにもおすすめします。

【おすすめ】 EAA+HMB

ウエイトゲインアドバンス

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体重を増やすには、適切なトレーニングを行ないながら、十分なたんぱく質を摂ることが大切ですが、
同時にトレーニングのエネルギー源になる糖質を充分に摂ることも重要です。
食事から糖質が十分に摂取できない場合、ウエイトゲインアドバンスを、食後、トレーニング後、就寝
前などスプーン2-3杯を目安にお試しください。

【おすすめ】 ウェイトゲイン アドバンス

メガバリュー100% ホエイプロテイン

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大容量でありながら、ホエイタンパク質のみを83%(無水物換算値 プレーンタイプ)含有した
kentaiメガシリーズプロテインです。
大きな筋肉をつけたい方やがっちりした体づくりを目指している方に重要な働きをするBCAAを1袋当
たり585g(プレーンタイプ)含んでいます。
さらに運動によって失われやすいビタミン11種・カルシウム・マグネシウム・鉄を配合し、アスリートの
カラダづくりをサポートします。

【おすすめ】  メガバリューホエイプロテイン

カルシウムリッチ ホエイプロテイン

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トレーニングで減量と筋力アップを目指すアスリートのために開発されたホエイプロテインです。
カルシウムの"脂肪蓄積を抑える働き"に着目した特殊製法により、通常のホエイよりも多くのカ
ルシウムが含まれます。
そのため、成長期のアスリートやタフなカラダを作りたい方にもおすすめいたします。
脂肪燃焼をサポートするカルニチン配合の「鍛えながら引き締めたい方」のためのプロテインです。

【おすすめ】 カルシウムリッチ ホエイプロテイン

バイオアクティブホエイプロテイン

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バイオアクティブホエイプロテインはPS(フォスファチジルセリン)やPC(ホスファチジルコリン)、L-オル
ニチンなどの生理活性物質と呼ばれる成分が豊富に含有されたホエイプロテインです。
なかでも、PSはトレーニング後に分泌されるコルチゾールと呼ばれるストレスホルモンの抑制に働き
ます。
運動後のリカバリーにかかる時間を短縮できるため、トレーニングによるパフォーマンスアップをより速
く体感できます。
特に、ハードなトレーニングを行う方や、ベテランアスリートにおすすめです。

【おすすめ】 バイオアクティブホエイプロテイン

ホエイプロテインDo! NEXT

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カラダづくりに励む若手アスリートやトレーニング入門者におすすめのベストプライス・ホエイプロテイン
です。
水でさらりと飲めるスポーツドリンク感覚のクリアタイプと、たんぱく質含有量と美味しさを両立させた
ベーシックタイプの2タイプ。*販売ルート限定商品

クリアタイプ(グレープフルーツ風味、アップル風味) 
 700g:4,515円(税込)  300g:2,100円(税込)

ベーシックタイプ(チョコレート風味、バナナ風味) 
 800g:3,990円(税込)  350g:2,100円(税込)

【おすすめ】  ホエイプロテインDo! NEXT

100%CFMホエイプロテイン

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ホエイは筋肉の発達に欠かせないBCAAなどの必須アミノ酸を多く含むため、筋力トレーニング
に理想的はたんぱく源といわれています。
このホエイたんぱくを最高レベルの精度で抽出する製法がCFM製法です。
CFM製法のホエイは余分な脂質や糖質はもちろん変性したたんぱく質まで特殊なフィルターで
取り除きます。
つまり、他の製法と同レベルの含有率でも、CFM製法のホエイたんぱくはレベルが違います。
スポーツサプリメントのパイオニアKentaiはアスリートのパフォーマンス向上のため、プロテインの
素材のみならず、その製法にもこだわります。

【おすすめ】  100%CFMホエイプロテイン 

CFM製法

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ホエイプロテインの精製方法には膜処理法とイオン交換法があり、それぞれに特徴があります。
CFM製法とは高度な技術のセラミックフィルターでホエイたんぱくを精製する製法です。
膜処理法とイオン交換法それぞれの長所を活かした製法のため、デリケートなホエイたんぱくには
とても適した製法と考えられています。

【おすすめ】  100%CFMホエイプロテイン 

ホエイプロテイン

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乳由来のホエイたんぱくには筋力アップに欠かせないBCAAが約25%含まれています。
トレーニング後の筋肉のリカバリーに有効に利用されるため、アスリートにおすすめです。
ホエイは牛乳に含まれるたんぱく質ですが、1リットル中に含まれる量は6g程度です。
30gのホエイを牛乳から摂取するには、5リットルも飲まなければなりません。
効率よくホエイを補給するにはホエイプロテインがおすすめです。

【おすすめ】  メガバリューホエイプロテイン

Kentaiニュース199号発行

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アスリートのための栄養とトレーニングの情報誌、Kentaiニュース199号を発行致しました。
今回は数多くの女子トライアスロンの酒井選手、中央大学サッカー部へのインタビュー、
石井教授のスポーツ生理学、健康と長寿を約束する食事法、新商品紹介など盛り沢山の内容です。
Kentaiニュースは、全国のスポーツショップなどで、無料配布中です。
またKentaiショップで会員登録された方にはKentaiニュースをお送りしております。

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